「友広院長の健康コラム」vol.11 ~「健康に大切な食品の話②」~

皆さん、こんにちは!

先週の初夏のような陽気から、しばらく20度以下の陽気が続きますね。

朝晩の寒暖の差もあり、自律神経の調節もなかなか追いつかないですね。

 

さて、今日は前回に引き続き、食べ物のお話をしていきます。

実は、私は若かりし頃にコンビニの弁当工場でアルバイトをしていたことがあるのですが、

そこでの作業の多くは、弁当の詰め込みを行うこと

(私は何故か魚の形をしている醤油を詰めていました(笑))、

そしてもう一つは、おにぎり等に使うお米の中に白い粉を入れるという作業でした。

とても大きな釜のような物(確か撹拌機と呼ばれていたような)にまず炊けたお米を入れ、

その中にお米と同じ量かそれ以上の「白い粉」を入れるのです。

そうするとその撹拌機の中で見事にお米と「白い粉」が交わるって寸法でした。

当然お米も白いので混ざっているかどうかも分からないような感じでしたが…。

 

アルバイトに行くとその流れ作業の中で、あまり疑問にも思わず仕事をしていたのですが、

ある日ふと「その白い粉は一体なんなんだろう」という疑問にかられました。

そこで私は意を決して、当時鬼教官で有名な私の上司にあたる方に恐る恐る

「この白い粉は一体何ですか?」と尋ねてみたのです。

するとその鬼教官が、今まで見たことのない満面の笑みを浮かべながらこう答えました。

「友広君、この粉をいれるとね、ご飯がとっても美味しくなるんだよ。

言ってみれば魔法の粉みたいな物だよ」と。

今でも私は、あの鬼教官の満面の笑顔を忘れることができません(笑)

そうなんです。この魔法の粉の正体こそが「添加物」と呼ばれるものだったのです。

食品を売る側にすれば、一番怖いのは食品が腐り消費者が食あたりを起こすことだと思いますが

この魔法の粉を入れることでそこそこのお米が気仙沼産のコシヒカリに早変わりし

そして腐敗することさえも抑えられるのです。

 

そんな素晴らしい魔法の粉の代償って一体何なのでしょうか?

まぁ、25年も前の事ですから、今はすでに大きく変わっているとは思うのですが…。

ちなみに欧米の食品添加物の認可数を比較してみると、

イギリスが21種類、フランス32種類、ドイツ64種類、アメリカで133種類の認可があります。

我が国日本はというと2008年の8月の時点でなんと約1500種類もの添加物の認可があるようです。

健康志向の高いヨーロッパの国々はさておき、

特に添加物の多そうなアメリカのなんと約10倍もの添加物の認可が日本には存在するのです。

 

以前某企業が、自社の製品中の添加物に発癌性のリスクがあることを認め、

売上が2割減少し、株価が暴落したニュースもありました。

実際消費者の立場で考えてみると、知らなければ、安くて美味しく感じるものを買ってしまうでしょう。

この企業もきっと上層部では色々な議論がなされたはずですが、

問題なのは会社の売り上げの為に事実を捻じ曲げ、

消費者になんの情報も与えずに販売していたことにあると思います。

絶対に添加物をとりたくない方もいれば、

今月は少し赤字なので安い物を買おうとする方もいるはずです。

要するに、情報のあるなしが、消費者側に選択権があるかないかの差なのではないでしょうか?

 

さて2回にわたって食品に関するものをお話しました。

現状の我々の生活スタイルからすると、添加物をゼロにすることはまず不可能です。

私も月に何度かはコンビニのお弁当を食べることもあります。

悪いのはコンビ二の弁当やおにぎりを買う事ではなくて、

それを知らずに習慣的に食べ続けることではないでしょうか。

 

つまり我々にできることは

①表示ラベルを読む事

②食品を良い物、良くない物、そして身体に悪い物に分けて、なるべく悪い物の摂取は控える事

③ご自分で納得するまで調べる事

それには当然知識という武器が必要になります。

特に乳幼児がいらっしゃるご家庭ではそれに尽きます。

当然過剰に反応する必要はないかと思いますが、それでもあなたはコンビニで

魔法の粉がかかったおにぎりを毎日買いに行きますか?

「添加物や人工甘味料の入っいる物は買わない!!」のではなく、

それらを以前よりも注意深く意識し、食品添加物や人工甘味料がなるべく含まれていない

同じカテゴリーの商品を自ら選んで買うようにするべきだと私は思います。

一番良いのはやはり「誰かが愛情を込めて作ってくれた物を食べる」

それ以上のご馳走はないのかもしれませんね。

Onigiri

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